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ヒガンバナ探訪録
ヒガンバナ探訪録

ヒガンバナ探訪録

有薗 正一郎 著

A5判/並製 114頁(カラー口絵8頁) ISBN978-4-86333-118-1 C0039
本体価格1,200円+税 2017年4月4日発行

秋の彼岸のころ、人里を鮮烈な色に染めるヒガンバナ。曼珠沙華とも呼ばれるこの花は、はるか縄文晩期に中国の長江下流域から水田稲作農耕文化を構成する要素のひとつとして日本列島へ渡ってきた後、雑草となり2500年を謎に包まれ生きてきた。著者はその特徴を貴重な「指標」として再発見し、愛知県豊川流域において自生地調査をおこない、その成果をもとに環東シナ海地域のヒガンバナ探訪を長年続けてきた。本書はこの雑草に魅せられた練達の地理学徒によるヒガンバナ世界への招待である。

有薗 正一郎(ありぞの・しょういちろう)
1948年 鹿児島市生まれ
1976年 立命館大学大学院文学研究科博士課程を単位修得により退学
1989年 文学博士(立命館大学)
現職 愛知大学文学部教授

著書
『近世農書の地理学的研究』(古今書院)、『在来農耕の地域研究』(古今書院)、『ヒガンバナの履歴書』(あるむ)、『農耕技術の歴史地理』(古今書院)、『喰いもの恨み節』(あるむ)『薩摩藩領の農民に生活はなかったか』(あるむ)、『地産地消の歴史地理』(古今書院)

翻刻・現代語訳
『江見農書』(あるむ)

研究分野
地理学。農書類が記述する近世の農耕技術を通して地域の性格を明らかにする研究を半世紀近く続けてきた。
ヒガンバナ研究は日本の農耕の基層を模索するためにおこなっているが、道楽でもある。毎年9月後半はヒガンバナを求めて日本列島の内外を歩いている。

目次

序 章 ヒガンバナは不思議な花

第1章 ヒガンバナの履歴書

第1節 ヒガンバナの1年
 第2節 ヒガンバナは食用植物だった
 第3節 ヒガンバナはどこに多く生えているか
 第4節 ヒガンバナの不思議を解いてきた学問分野
 第5節 ヒガンバナが生える水田の畔にはほかの雑草が生えにくい
 第6節 ヒガンバナはなぜ人里だけに自生しているのか
 第7節 童話と歌謡曲はヒガンバナをどうイメージしているか
 第8節 ヒガンバナの不思議への7つの答
 第9節 ヒガンバナに関する史料

◆話の小箱1 ヒガンバナとの出会い

第2章 ヒガンバナが日本に来た時期

 第1節 作業仮説の設定
 第2節 豊川流域におけるヒガンバナの自生面積の計測法と自生地の分布
 第3節 集落成立期の推定法と集落の分布
 第4節 ヒガンバナの自生面積と集落成立期との関わり
 第5節 豊川の中下流域におけるヒガンバナの自生面積と集落成立期との関わり
 第6節 豊川中流域の2集落におけるヒガンバナの自生地
 第7節 ヒガンバナが日本に来た時期

◆話の小箱2 あなたもヒガンバナの自生面積を測ってみませんか

第3章 ヒガンバナが日本に来た道

 第1節 稲作農耕が日本に来た道
 第2節 ヒガンバナが日本に来た道

◆話の小箱3 中国長江下流域の人々もヒガンバナを好ましく ない名で呼んでいる

第4章 『和泉国日根野村絵図』域のヒガンバナの自生地分布

 第1節 『和泉国日根野村絵図』域でヒガンバナの自生面積を計測した理由
 第2節 目的と方法
 第3節 『和泉国日根野村絵図』域のヒガンバナの自生地分布
 第4節 ヒガンバナの自生地分布と開発過程との関わり
 第5節 まとめ

◆話の小箱4 ヒガンバナ調査時の不思議な体験

第5章 豊橋におけるタンポポ・ヒガンバナ・セイタカアワダチソウの自生地分布
     および面積と土地利用との関わり

 第1節 目的と方法
 第2節 自生面積の計測手順と調査結果の検討
 第3節 3種類の草本の自生地分布と自生面積
 第4節 3種類の草本の自生地と土地利用との関わり
 第5節 おわりに

◆話の小箱5 佐々木高明先生のつぶやき

 

終 章 ヒガンバナとのつきあい方

対日協力政権とその周辺
対日協力政権とその周辺

愛知大学国研叢書第4期第1冊

対日協力政権とその周辺 ──自主・協力・抵抗

愛知大学国際問題研究所 編

A5判/並製 336頁 ISBN978-4-86333-120-4
本体価格3,000円+税 2017年3月15日発行

日中戦争時期を中心とした対日協力と抵抗の諸相を、一次史料の検討から再評価。
植民地朝鮮、満洲国、臨時政府、冀東政府、北京、上海、維新政府、抗日の山東根拠地、植民地台湾、そしてタイ。
従来の傀儡政権論にとどまることなく、20世紀のアジア太平洋史に新たな視角を提示する。
編集代表:三好 章

目次

植民地期朝鮮における親日派の民族運動──朴勝彬の自治運動・生活改善運動を中心に 三ツ井 崇

満州国建国工作と金井章次の民族協和論 森 久男

対日協力政権下の日本人顧問、官吏・職員に関する制度的変遷
──「満洲国」・中華民国臨時政府・中華民国維新政府について 小笠原 強

一九三〇年代中期華北における日本の電力開発──灤河水力発電所建設計画を例に 広中一成

日中開戦前後の中国将来構想──張鳴の「五族解放」「大漢国」論

関 智英

日本占領下華北における欧米キリスト教会と新民会の相克 菊地俊介

維新政府の対日交流──中小学教員訪日視察団の見たもの 三好 章

山東抗日根拠地における通貨政策 馬場 毅

台湾文化人における「抗日戦争」 黄 英哲

日本の宣伝活動への対応にみるタイ政府の自主・従属・抵抗 加納 寛

近代日中関係史の中のアジア主義
近代日中関係史の中のアジア主義

愛知大学東亜同文書院大学記念センター叢書

近代日中関係史の中のアジア主義 東亜同文会・東亜同文書院を中心に

馬場 毅 編

A5判/上製 176頁 ISBN978-4-86333-122-8 C3022
本体価格2,500円+税 2017年3月15日発行

目次

序説 馬場 毅

第1章 日本と「興亜」の間──近衛篤麿と東亜同文会の「支那保全」を巡って 栗田尚弥

 はじめに
 1 「支那分割」論の隆盛と世論の驕慢化
 2 近衛篤麿の「同人種同盟」論と東亜同文会の設立
 3 義和団事件(北清事変)と「支那保全」決議
 4 〈文化重点主義〉的「興亜」団体から体制内的「興亜」団体へ
 5 〈領土保全〉体制下の東亜同文会
 6 日本と「興亜」の狭間で──むすびにかえて

第2章 東亜同文会のアジア主義について 馬場 毅

 はじめに
 1 義和団事件期における連邦保全論
 2 東亜同文会の事業
 3 中国保全論の削除
 4 辛亥革命直後の南北分割論
 5 満蒙独立論と中国保全論の再提起
 6 日中同盟論
 7 21カ条要求と袁世凱の帝政運動
 8 「対支意見書」と日中同盟論
 9 日中共存論
 おわりに

第3章 宮崎滔天と孫文の広州非常政府における対日外交
     ──何天炯より宮崎滔天への書簡を中心に 李 長莉(佃隆一郎訳)

 はじめに
 1 何天炯と宮崎滔天
 2 孫文政権及び対日外交への関心
 3 孫文との面会と「民間外交使節」
 4 結 語


第4章 孫文支援者・山田純三郎の革命派への関与とその実態について
     ──1920年代、革命派の広東省の資源開発を目指す動きを中心に 武井義和

 はじめに
 1 翁源水電開発計画
 2 含油頁岩開発計画
 おわりに

第5章 東亜同文書院中の台湾籍学生と林如堉、呉逸民両人の 戦後の白色テロ体験
    許雪姫(朝田紀子訳)

 はじめに 
 1 先行研究と関連資料
 2 同文書院の台湾人学生 
 3 白色テロ事件で災難に遭った同文書院の学生──林如堉、呉逸民 
 4 結 論 

第6章 東亜同文書院の「復活」問題と霞山会 堀田幸裕

 はじめに 
 1 東亜同文会の解散と東亜同文書院大学の閉校 
 2 霞山倶楽部の設立と初期の事業内容 
 3 霞山ビルの竣工と事業基盤の安定化 
 4 東亜学院設立と内外の政治情勢の波及 
 5 貿易大学との連携構想とその挫折 
 おわりに 


あとがき

索引

書院生、アジアを行く
書院生、アジアを行く

愛知大学東亜同文書院大学記念センター叢書

書院生、アジアを行く 東亜同文書院生が見た20世紀前半のアジア

加納 寛 編

A5判/上製 286頁 ISBN978-4-86333-121-1 C3022
本体価格3,000円+税 2017年3月15日発行

目次

第1部 総論

 第1章 東亜同文書院生の大調査旅行における辺境地域調査 藤田佳久

 第2章 満洲地域史研究における『東亜同文書院大旅行誌』の史料的価値 荒武達朗

第2部 北方の大調査旅行

 第3章 明治末期における東亜同文書院のモンゴル大調査旅行 リジトクトフ(烏力吉陶格套)

 第4章 書院生の内モンゴル中部の商業経済調査について 暁 敏

 第5章 内蒙古自治区赤峰市街地の都市構造 ──1910、20年代と現在の比較 高木秀和

第3部 南方の大調査旅行

 第6章 四川の黒水チベット族と「猼猓子」伝承 松岡正子

 第7章 『大旅行誌』の食記述にみる書院生の心情変化 ──「雲南ルート」選択の意義を探る 須川妙子

 第8章 『大旅行誌』の思い出に記された香港 ──大正期の記述を中心に 塩山正純

 第9章 書院生、東南アジアを行く!! ──東亜同文書院生の見た在留日本人 加納 寛

第4部 日本の勢力圏における大調査旅行

 第10章 書院生のまなざしに映る20世紀前半満洲地域の日本人 荒武達朗

 第11章 大調査旅行における書院生の台湾経験 ──“近代帝国”を確認する営み 岩田晋典

 第12章 日本統治下の朝鮮半島へ入った大調査旅行の書院生たち
      ──彼らの意識と経験を中心に 武井義和

学生が見た合肥社会
学生が見た合肥社会

愛知大学現代中国学部中国現地研究調査 2016

学生が見た合肥社会 企業活動・都市生活・農村社会

愛知大学現代中国学部中国現地研究調査委員会編  発行:愛知大学 発売:あるむ

B5判/並製 240頁 ISBN978-4-86333-124-2 C3030
本体価格 2,000円+税 2017年3月10日発行

愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、合肥編。
第18弾は、安徽省の省都・合肥市を訪問。企業・都市・農村の三班に分かれ、中国労働関係学院の学生とともに共同調査を実施。
「日中大学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。

主な内容

合肥の企業から見る人材確保の現状

中国の工会

福利厚生から見る女性の働きやすい会社づくり 日中比較

合肥市民と名古屋人──幸福は食にあり

高速鉄道がもたらす幸福感,その先にある課題──愛知への示唆として

合肥を受け継ぐ学生

農村地帯の観光開発と地元住民の考え方

合肥市と郊外の隣接地帯の農村女性の状況・考え方について

親の期待と子どもの夢から見る中国

Buddha 英語 文化 (田中泰賢選集)

Buddha 英語 文化
田中泰賢選集【全5巻】

田中泰賢 著

A5判/上製/5巻セット/函 ISBN978-4-86333-116-7
本体価格15,000円+税 2017年2月14日発行

第1巻 英語・文学・文化の仏教

第2巻 スティーブンス、ウィリアムズ、レクスロスの仏教

第3巻 ギンズバーグとスナイダーの仏教

第4巻 Buddhism in Some American Poets:
      Dickinson, Williams, Stevens and Snyder

第5巻 禅 Modern Zen Poems of Toshi Tanaka (1916-1996)

田中泰賢(たなか ひろよし・たいけん)
1946年 島根県隠岐島に生まれる。
1969年 京都外国語大学英米語学科卒業
1972年 広島大学大学院文学研究科修士課程言語学専攻修了
1981年 愛知学院大学に奉職(広島電機大学,1972〜1981の勤務を経て)
1994年 愛知学院大学教授

主な著書
『ゲイリー・スナイダーの愛語』英潮社, 1992
『アメリカ現代詩の愛語──スナイダー/ギンズバーグ/スティーヴンズ』英宝社, 1998
 ゲーリー・スナイダー『惑星の未来を想像する者たちへ』山里勝巳・赤嶺玲子共訳, 山と渓谷社, 2000


Buddha 英語 文化(田中泰賢選集1)英語・文学・文化の仏教
Buddha 英語 文化(田中泰賢選集1)英語・文学・文化の仏教

Buddha 英語 文化 田中泰賢選集①
英語・文学・文化の仏教

田中泰賢著

A5判/上製 200頁 ISBN978-4-86333-111-2
本体価格3,000円+税 2017年2月14日発行

目次

第1章 現代社会に生きる道元禅師の教え

第2章 英語学者・鈴木勇夫教授の英訳般若心経の研究について

第3章 高橋源次氏のEveryman(『万人』)研究について

第4章 エドウィン・アーノルドの詩作品
     『アジアの光』(The Light of Asia)について

第5章 リディア・マリア・チャイルド著
     「仏教とローマ・カトリックの類似性」(翻訳)

第6章 ジェームズ・F・クラーク著
     「仏教; 言い換えれば東洋のプロテスタンティズム」(抄訳)

第7章 超絶主義季刊誌『ダイアル』に書かれた「仏陀の教え」 の大意

第8章 エミリ・ディキンスンの師,トマス・ W・ ヒギンスン著
     「仏陀の特性」の大意──故 安藤正瑛先生に捧げる──

第9章 トマス・W・ヒギンスン著
     「仏教経典『法句経』」について

第10章 故 ダイズイ・マックフィラミー師著
     「カルマ(業)とは何か」(翻訳)

第11章 Some Poems of Zen Master Dōgen
     Translated by Hiroyoshi Taiken Tanaka

Buddha 英語 文化(田中泰賢選集)第2巻 スティーブンス、ウィリアムズ、レクスロスの仏教
Buddha 英語 文化(田中泰賢選集)第2巻 スティーブンス、ウィリアムズ、レクスロスの仏教

Buddha 英語 文化 田中泰賢選集②
スティーブンス、ウィリアムズ、レクスロスの仏教

田中泰賢著

A5判/上製 292頁 ISBN978-4-86333-112-9
本体価格3,000円+税 2017年2月14日

目次

第1章 スティーヴンズの無我

第2章 スティーヴンズの愛語

第3章 スティーヴンズとサンタヤナ

第4章 スティーヴンズの「日曜日の朝」

第5章 スティーヴンズのチャレンジ精神

第6章 スティーヴンズの茶の心

第7章 スティーヴンズの「空」的視瞻

第8章 スティーヴンズの小泉八雲

第9章 レクスロスに見られる小泉八雲の心

第10章 ウィリアムズの小泉八雲

第11章 仏教に出会った二人の詩人,ウィリアムズとオクタビオ・パス

第12章 ウィリアムズの心の治癒

第13章 ウィリアムズの直観

第14章 ウィリアムズの「事物を離れて観念はない」

Buddha 英語 文化(田中泰賢選集3)ギンズバーグとスナイダーの仏教
Buddha 英語 文化(田中泰賢選集3)ギンズバーグとスナイダーの仏教

Buddha 英語 文化 田中泰賢選集③
ギンズバーグとスナイダーの仏教

田中泰賢著

A5判/上製 300頁 ISBN978-4-86333-113-6
本体価格3,000円+税 2017年2月14日発行

目次

第 1 章 ギンズバーグの坐禅

第 2 章 スナイダーの道元──森と水の循環思想──

第 3 章 スナイダーの宮沢賢治

第 4 章 ギンズバーグの宮沢賢治

第 5 章 ギンズバーグの息

第 6 章 スナイダーの公案

第 7 章 万象はエネルギーの節目であり,渦だ

第 8 章 亀の島

第 9 章 スナイダーの仏教

第10章 スナイダーの素朴な心

第11章 スナイダーの誓願

第12章 スナイダーの禅機

第13章 スナイダーのシャーマニズム

第14章 スナイダーの青空

Buddha 英語 文化(田中泰賢選集4)Buddhism in Some American Poets:Dickinson, Williams, Stevens and Snyder
Buddha 英語 文化(田中泰賢選集4)Buddhism in Some American Poets:Dickinson, Williams, Stevens and Snyder

Buddha 英語 文化 田中泰賢選集④
Buddhism in Some American Poets:Dickinson, Williams, Stevens and Snyder

田中泰賢著

A5判/上製 200頁 ISBN978-4-86333-114-3
本体価格3,000円+税 2017年2月14日発行

Buddhism in Some American Poets: Dickinson, Williams, Stevens and Snyder

Buddha 英語 文化(田中泰賢選集5)禅 Modern Zen Poems of Toshi Tanaka (1916‒1996)
Buddha 英語 文化(田中泰賢選集5)禅 Modern Zen Poems of Toshi Tanaka (1916‒1996)

Buddha 英語 文化 田中泰賢選集⑤
禅 Modern Zen Poems of Toshi Tanaka(1916‒1996)

田中泰賢著

A5判/上製 332頁 ISBN978-4-86333-115-0
本体価格3,000円+税 2017年2月14日発行

主な内容

序文 田中泰賢


対訳 田中登志(1916‒1996)現代禅詩集
   禅 Modern Zen Poems of Toshi Tanaka (1916‒1996)


Appendix

1 田中愛子「ちぎれ雲」

2 田中省禅「愛執」

3 田中省禅「川柳と高校生」

4 田中俊朗「つゆくさの花」第1号~第15号

5 飯尾山完全寺八十八箇所お大師さま並びに御堂管理者一覧表

6 田中省禅「島根県隠岐数え歌」

7 楢崎一光老師の書

8 楢崎通元老師の米寿(88歳)の書

9 田中正一氏の観音様の版画と書

10 佐藤省道老師の米寿(88歳)の書

11 手代木和子氏の陶芸作品

12 田中省禅の書

13 田中満枝の日本画

不羈の王
不羈の王

刷新された史料で描く、若き信長の生きた世界。

不羈ふきの王

長澤規彦 著

四六判/上製 618頁 ISBN978-4-86333-109-9 C0093
本体価格2100円+税 2016年11月7日発行

天文五年(1536)還俗した今川義元は軍師雪斎と天下をめざしった。それから四半世紀後、織田信長は桶狭間において駿遠参三州の国守であった義元を倒す。駿河、三河、尾張、美濃を舞台に織りなされた歴史を活写する渾身の処女作。

本書より

信秀は小枝を拾うと地面に字を書いた。
  不羈ふき
「これは馬に付ける革と書いてな。これがみなあらずで、くつわのない馬じゃ。馬が生まれたときのままでおる、本性の姿よ」……
「人も同じことよ。あるじのない者など天下のどこにもおらん。わしやおまえとて同じことよ。されど、だからこそ人は不羈の性根をなくしてはいかんのだ」   

目次

序 公案

吉法師
三河物語(前編)
清玉
三河物語(後編)
美濃大乱
武者始め
竹千代
華燭
交換
占領と赦免
病死
反乱
別れと出会い
清須攻め
変死
最期
変調
謀殺
上洛
伝説

桶狭間

結 波紋
  余録

附……尾張国周辺図/織田氏信長関係図

原点としての恵那の子ども時代
原点としての恵那の子ども時代

原点としての恵那の子ども時代

牧野剛 著 加藤万里 編

A5判 106頁 ISBN978-4-86333-110-5 C0095
本体価格1000円+税 2016年10月15日発行

80年代に「予備校文化」がクローズアップされた時、その最前線にいた河合塾の名物講師である牧野剛さんが2016年5月に逝去する前に語った恵那の子ども時代をまとめたもの。
予備校講師にとどまらないそのスケールの大きさで、まだまだやるべき多くのことがあったと惜しまれる反面、その全力疾走した充実の人生を多くの人が讃える著者の原点を垣間見ることができる。

牧野 剛(まきの つよし)
1945年9月岐阜県恵那市に生まれる。1961年岐阜県立恵那高校に入学。1972年名古屋大学文学部卒業。1976年河合塾国語科講師となり、多くのことを提案、実現した。2016年5月享年70歳にて急逝。

加藤万里(かとう まり)
牧野剛の妻。河合塾文化教育研究所所属。本書は牧野が語ったことを加藤が書き起こしたものが基となっている。


目次

恵那の「戦後民主主義教育」
大井宿として栄えた恵那
良寛さんの紙芝居
いつも腹をすかせていた―1950年代の恵那の暮らし
初めての自分の本『ノートルダムのせむし男』
小学校の空疎な「民主的」教師たち
教育とは間違うことに思いを馳せること
勉強を教えなかった野球部の古山先生
二宮金次郎を教えた西尾先生
東京オリンピックに出た同級生の笠木のこと
「黒子に徹しろ」といった親父
マツタケ狩りの魔力
成績優秀だった兄たち
子ども時代の淡い恋―都会から転校してきた少女
中学で初めてのバリケードを築く
中学三年生で迎えた六十年安保
恵那高で教師から民青にオルグされる
恵那高の火事から
二項対立的思考を越えて


牧野さんと「予備校文化」なるもの(青木和子)
牧野追懐記(茅嶋洋一)
断章 牧野剛の死に寄せて(菅 孝行)
編者あとがき(加藤万里)
2015年12月25日~2016年5月20日(佐藤孔美)

風絮 別冊
風絮 別冊

風絮 別冊
龍楡生編選『唐宋名家詞選』唐五代編

日本詞曲学会 編  →「日本詞曲学会」ホームページへ

A5判/並製 447頁 ISBN978-4-86333-108-2
本体価格 2000円+税 2016年3月31日発行

小崎外交官、世界を巡る
小崎外交官、世界を巡る

愛知大学東亜同文書院ブックレット 9

小崎外交官、世界を巡る
東亜同文書院大学、愛知大学から各国大使・公使としての軌跡

小崎昌業 著

A5判/並製 122頁(カラー口絵8頁) ISBN978-4-86333-105-1
本体価格 926円+税  2016年3月30日発行

2016年、愛知大学はルーツの東亜同文書院の設立から115年になり、戦後旧制大学として創立されてから70周年を迎える。著者は東亜同文書院大学へ入学し、戦後あらためて愛知大学へ入学、卒業した貴重な経験を持つ。その当時を語った内容とその後外務省の大使、公使として世界を巡った時代の内容を記録したものである。

小崎昌業(おざき・まさなり)
中国の青島の小学校で育つ。東亜同文書院大学に入学。戦時下の学徒出陣で南京陸軍経理学校を経て、戦後、愛知大学(旧制)を卒業し、外務省に入省。中華民国(現台湾)を始め世界の国々を外交官の公使として巡り、モンゴルとルーマニアでは全権大使を歴任した。


沈黙の島
沈黙の島

沈黙の島

台湾文学セレクション3

蘇偉貞 著 倉本知明 訳

四六判/フランス装 348頁 ISBN978-4-86333-102‒0 C0097
本体価格2300円+税 2016年3月15日発行

あなたはまだこの人生を続けたい?

香港の離島に暮らしながら、アジア各地でビジネスの実績をつむ晨勉(チェンミェン)。
自立していて孤独な雰囲気をもっているから島が好きだという彼女は、30歳の誕生日に離島にもどる船でダニーと知りあう。台北には鏡像さながらのもうひとりの晨勉がいて、同じころ華僑男性の祖と出会っていた。ふたりの晨勉が生きていることで、はじめてその人生は空白なく満たされていくのだ。
香港・台北・シンガポール、そしてバリ島と、魂の故郷をもとめて流転したのちに、晨勉の選択する生き方とは。

国家や民族、階級やジェンダーといったあらゆるアイデンティティを脱ぎ去り、個/孤としての女性の性と身体を見つめた、台湾現代文学作家・蘇偉貞の代表作。
第一回時報文学百万小説特別審査員賞受賞。

蘇偉貞(そ いてい)Su Wei-chen
1954年台湾台南生まれ。外省人二世の女性作家。中華民国政治作戦学校演劇科卒業後、国防部芸術工作総隊などで軍職を歴任、退役したのち編集の仕事に就きながら、旺盛な執筆活動を展開していく。女性の性と身体を独特の美意識で描きだし、ジェンダーやエスニシティ研究などに影響を与えるとともに、自らが育った眷村をテーマにした作品も数多い。作家張愛玲の研究者としても知られ、台湾の国立成功大学で教鞭を執るなど、創作と研究を両輪に活躍する。

倉本知明(くらもと ともあき)
台湾・文藻外語大学助理教授。専門は比較文学。台湾高雄在住。


「訳者あとがき」より

国家や民族、階級やジェンダーといったあらゆる自己認識を剥ぎ取った、一個の島嶼として自らの身体を見つめた『沈黙の島』は、アイデンティティをめぐる政治的な駆け引きが火花を散らしていた1990年代中葉の台湾において発表されたのであった。社会の至るところで「私」とは何者であるかといった議論が喧しく議論されていた当時、何者でもない「私」を主張する手段としておのれの身体を沈黙する一個の島嶼として描いたことに、このテクストのもつ政治的意義がある。

台湾文学セレクション
重層的な共同体の記憶のなかに多様なアイデンティティを受容する台湾から、世界にひらかれた現代文学作品を紹介するシリーズ。
編集委員:黄英哲・西村正男・星名宏修・松浦恆雄

書評・紹介など
 『中国21』Vol.46 2017年3月刊(評者:赤松美和子氏)

学生が見た重慶社会
学生が見た重慶社会

現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、重慶編。

愛知大学現代中国学部中国現地研究調査 2015

学生が見た重慶社会 企業活動・都市生活・農村社会

愛知大学現代中国学部中国現地研究調査委員会編  発行:愛知大学 発売:あるむ

B5判/並製 248頁 ISBN978-4-86333-103-7 C3030
本体価格 2000円+税 2016年3月10日発行

第17回は、中国西南部の発展を担う内陸都市重慶を訪問。企業・都市・農村の三班に分かれ、中国労働関係学院の学生とともに共同調査を実施。
「日中大学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。

主な内容

重慶市の立地がもたらすメリットとデメリット

「中国製造2025」を見据えた今後のモノづくり

重慶小売業にみるターゲット顧客と品揃え

重慶の“まち” は世界へ通ず──公と私を分けない老重慶の世界観

グローバル理念としての品徳,そして平和思想

文明の交差点としての重慶市の独自性と英才教育

重慶農村部における義務教育の現状

都市化と新農村建設による農村の変化  など

風絮 第12号
風絮 第12号

風絮 第12号

日本詞曲学会 編  →「日本詞曲学会」ホームページへ

A5判/並製 334頁+カラー口絵2頁 ISBN978-4-86333-104-4
本体価格 2000円+税 2015年12月20日発行

主な内容

南宋文人の交流の一例 ─姜夔の卒年をめぐって─  村越貴代美
近世前期の詞作をとりまく江戸文壇 ──林門と加藤勿斎を中心に  中尾健一郎
肥前鹿島藩主・鍋島直條と詞 中尾友香梨
【資料紹介】詞の沿革及び作法の概説  森川竹磎(萩原正樹校注)
龍楡生自伝―苜蓿の生涯廿年を過ぐ(下)  李保陽 整理(靳春雨訳)
詞籍「提要」訳注稿(五)  日本詞曲学会編
龍楡生編選『唐宋名家詞選』訳注稿(十二)  日本詞曲学会編

躯の中の環球
躯の中の環球

躯の中の環球

菊池一隆

四六判/並製 121頁 ISBN978-4-86333-101-3
本体価格1200円+税 2015年8月15日発行

第一詩集『雪中行』(1989年)、第二詩集『天涯回夢』(2000年)に続く第三詩集として『躯の中の環球』を15年ぶりに上梓する。本詩集の題名「環球」は中国語であり、日本語でいえば「地球」である。題名では、「回る」、「自転する」というイメージを含む「環球」をあえて使用した。
私は相変わらずサファイアの如く輝く美しい地球という星の上で人生を歩き続けている。回転する地球の表皮を歩きながら世界の深層、否、人々を発見する。歩いていると、マクロとミクロが合体し、そして、逆転していく不可思議な感覚にとらわれることがある。(後記より)

菊池一隆
1949年12月18日宮城県出身、福島育ち。筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在愛知学院大学文学部教授。博士(文学)、博士(経済学)。

目次

第一編 アジア

野原
福島からの出発、そして福島(日本)
過去・未来列車(日本)
異常気象(日本)
津波(日本・宮城県閖上)
原点―宮司菊池敏を追悼す―(日本・宮城県角田)
台北駅(台湾・台北)
二二八平和公園(台湾・台北)
ホロホロ鳥(台湾・台北)
縄張り(台北の中央研究院)
フィリピン貧民街(フィリピン・マニラ)

第二編 欧州

暴力バー(フランス・パリ)
枯葉降り積む車に(フランス・リヨン)
ハートフラワー(ハンガリー)
アウシュビッツ(ポーランド)
リバプール(イギリス)
孤独な鳩(ロシア・ウラジオストク)
ソ連の勇士、今いずこ(ロシア・ウラジオストク)
燕(ロシア・ユジノサハリンスク)
レーニン(ロシア・ユジノサハリンスク)
回る道(ロシア・ユジノサハリンスク)

第三編 南北アメリカ

地球の裏という表(コスタリカ・サンホセ)
言の葉(コスタリカ・サンホセ)
コスタリカ(コスタリカの海岸)
海の見える停車場の老人(ハワイ・ホノルル)
雀のような小鳩(ハワイ・ホノルル)
孤独な女(ハワイ・ホノルル)
バンクーバー(カナダ・バンクーバー)
ナイヤガラ瀑布(カナダ)
海の雷鳴(キューバ・ハバナ)
カリブ海(キューバ)
ああ! ゲバラ(キューバ)

第四編 アフリカ

朝なき夜を夜へ(南アフリカ・ケープタウン)
南アフリカの早春(南アフリカ・プレトリア)
DANGEROUS AREA !(南アフリカ・ヨハネスブルグ)
ダンケ ニヤボンガ(ダーバン→イーストロンドン)
おお! 魂のアフリカ(南アフリカ・ケープタウン)

第五編 エピローグ―愛しき地球―

地球が割れる―忘却の日本国民に捧げる唄―

宝暦治水と平田靭負
宝暦治水と平田靭負

宝暦治水工事竣工260周年記念出版

宝暦治水と平田靱負 史実と顕彰の歩み

中西達治

四六判/並製 314頁 ISBN978-4-86333-100-6
本体価格2000円+税 2015年7月24日発行

第一部
 「宝暦治水」工事の実体は、一体どのようなものだったのか。これまでの知見を踏まえて、工事内容・工法をめぐる幕府側役人と薩摩藩側との遣り取り、水流の変更にともなう地元民との確執、難儀する資材の調達や総工費三十万両余の資金繰り、さらに疫病の流行と人員の補填などの悪条件が重なるなかでの工事完遂までの全体像を跡づけ、江戸時代における治水工事の評価を検証する。また、「平田家系図」「島津藩記録」等に記された内容から、総奉行平田靱負の最期を読み解き、靱負の墓に纏わる口碑や後代に流布する「靱負切腹説」の誤解を説く。
第二部
 明治三十三年(一九〇〇)四月二十二日、木曾三川分流成工式と宝暦治水之碑の建碑式が行われた。この宝暦治水犠牲者の慰霊と顕彰に到る経緯を、「治水雑誌」(明治二十三年(一八九〇)創刊)や、顕彰活動に奔走した西田喜兵衛(『濃尾勢三大川宝暦治水誌』明治四十年(一九〇七))等の文献に基づいてその動向を追う。付録資料として『木曾長良揖斐三大川薩摩普請実跡図』に描かれた風景画のなかに、西田の「義士顕彰」への個人的な心情と「宝暦治水」への認識を読み取る。
第三部
 宝暦治水碑建立後の「義士顕彰」運動を先導したともいえる岩田徳義の活動と著作(『宝暦治水工事薩摩義士殉節録』明治四十五年(一九一二))から、第一回薩摩義士顕彰講演会(同年)にはじまり、平田靱負に対する贈位(大正五年(一九一六))運動や演劇・浪曲などの普及活動をとおして「薩摩義士」が全国的に波及し、物語化されていく過程を捉える。付録資料に『薩摩義士之偉業』(大正九年(一九二〇)海津郡初版発行)の変遷を記す。

「あとがき」より

 平成二十一年(二〇〇九)、平田家に伝わる文書類等が新たに発見された。新出資料からは靱負の父正房以後明治・大正にいたる平田家一族の動静を知ることができる。これらの資料を紹介しつつ、「平田家系図」にみる改名・相続の手続きから一族の嫡流系譜を辿り、「平田家位牌帳」(翻刻)等は平田家の祭祀の歴史を物語る貴重な資料となっている(第四部)。
 残された資料に基づいて整理した結果として、これまでいわれてきたことがらと異なる内容も多いかと思うのだが、本書がことがらの真実を見極め、顕彰活動を未来へつなぐための手がかりになればと思っている。

中西達治
1939年、岐阜県に生まれる。1962年3月、名古屋大学文学部卒業。現在、金城学院大学名誉教授 宝暦治水史蹟保存会会長 秋月悌次郎顕彰会顧問。著書、『太平記論序説』(1985年 桜楓社)『教室で文学を読む』(1991年 三省堂)『太平記の論』(1997年 おうふう)

目次

第一部 ── 江戸時代の治水政策と宝暦治水

第一章 木曾三川下流域の地勢と治水

第二章 宝暦治水

第三章 平田靱負の最期

第四章 宝暦治水の犠牲者

第五章 「宝暦治水」以後の経過

第二部 ── 宝暦治水之碑と西田喜兵衛

第一章 顕彰活動の始まり 

第二章 記念碑の建設 

第三章 宝暦治水之碑

第四章 成戸の三川分流成工式と油島の式典 

第五章 『濃尾勢三大川宝暦治水誌』

付録『木曾長良揖斐三大川薩摩普請実跡図』

第三部 ── 薩摩義士の創出

第一章 岩田徳義

第二章 第一回薩摩義士顕彰講演会

第三章 宝暦治水の物語

第四章 史実の確認と物語化

付録『薩摩義士之偉業』の歩み

第四部 ── 平田家の祭祀と系譜

第一章 家の字は「正」

 ──平田靱負関係の新出資料 その一

第二章 平田家の祭祀と系譜を巡る問題

 ──平田靱負関係の新出資料 その二 

第三章 平田靱負嫡流家蔵「平田氏系図」を読む

第四章 平田靱負辞世の和歌

第五章 平田ハナの手紙

太陽の血は黒い
太陽の血は黒い

太陽の血は黒い

台湾文学セレクション2

胡淑雯 著 三須祐介 訳

四六判/フランス装 464頁 ISBN978-4-86333-099-3 C0097
本体価格2500円+税 2015年4月30日発行

すべての傷口はみな発言することを渇望している──。
戒厳令解除後に育った大学院生のわたし李文心と同級生小海。ふたりの祖父をつなぐ台湾現代史の傷跡。
セクシュアル・マイノリティである友人阿莫の孤独。台北の浮薄(クール)な風景のなか、忘却の誘惑にあらがい語りだす傷の記憶が、短編をコラージュするかのように紡がれる。気鋭の作家による新たな同時代文学への試み。

胡淑雯(フー シューウェン)Hu Shu-wen
1970年台湾台北生まれ。台湾大学外文系卒業。新聞記者、編集者、女性運動団体に専従した時期を経て、現在は作家活動に専念している。台北文学賞、時報文学賞などを受賞。

三須祐介(みす ゆうすけ)
1970年生まれ。立命館大学文学部教員。専門は近現代中国演劇・文学。


「訳者あとがき」より

この作品は、台湾社会が抱える諸問題を、過去の歴史と現在をオーバーラップさせつつ、戦後国民党とともに大陸から渡ってきた外省人と日本時代を経験している本省人との間に横たわる軋轢(省籍矛盾)、二・二八事件や白色テロといった政治的抑圧、省籍矛盾とまったく無関係とはいえない都市の貧困(あるいは都市と農村の経済格差)、女性やセクシュアリティなど社会的弱者の問題を、まさに闇の中から「抉りだす」というような筆致で描き出している。

目次

語ることの困難と記憶の不安定感──日本語版序  胡淑雯

1 小光シャオクアン

2 小海シャオハイ

3 阿莫アモ秋香チウシアン

4 来来飯店

5 楽蒂ローディ

6 お嬢様の試験

7 裸の海岸

8 西門町・獅子林・欲望という名の電車2.0

9 処女

10 マンション・バー

11 天天開心

12 白いプレゼント

13 ガーリーボーイ

14 チャーリー・パーカー

15 小さいころのできごと

16 ただです、ご自由に・さよなら小海

17 眠れない

18 G

0 後記


台湾文学セレクション
重層的な共同体の記憶のなかに多様なアイデンティティを受容する台湾から、世界にひらかれた現代文学作品を紹介するシリーズ。
編集委員:黄英哲・西村正男・星名宏修・松浦恆雄

書評・紹介など
 『週刊読書人』2015年7月3日号(評者:山口守氏)
 『朝日新聞』2013年6月5日
 『中国21』Vol.44 2016年3月刊(評者:橋本恭子氏)

ことばを考える 7
ことばを考える 7

“言語”をめぐる多彩なディスクール

ことばを考える 7

愛知大学言語学談話会

A5判 303頁 ISBN9784-86333-097-9 C1080
本体価格 2500円+税 2015年3月31日発行

韓国現代文学のフロンティアを読む文学ノート。日本語のリズムに根づく近代詩が西洋的感覚を受容する時。古英語期の写本に見る書字の研究。「表現」という人間的活動をめぐる言語研究者の思索。「自由間接話法」研究100年の現在。生成文法を語学教育実践に応用する。……公開講座「言語」を主催し“言語”に多方面から光をあてる言語学談話会の成果を集成。

愛知大学公館100年物語
愛知大学公館100年物

世紀を越えたドラマチックな物語

愛知大学公館100年物語
旧陸軍第15師団長官舎から「知のサロン」へ

愛知大学東亜同文書院記念センター 編

B5判/並製 55頁 ISBN978-4-86333-089-6 C0021
本体価格 926円+税 2015年3月30日発行

2015年で104年を迎える愛知大学公館は、当初旧陸軍第15師団長官舎として建設された。本書は公館そのものだけではなく、その背景や時代環境にもふれ、一般の方にもわかりやすく書かれている。また、写真図版については、新村 猛氏をはじめとした写真家の作品や、ドイツ人建築家ラングリーガー氏の図面をベースとした豊富なものとなっている。

大井川流域の自然・文化・観光
大井川流域の自然・文化・観光

愛知大学綜合郷土研究所ブックレット24

大井川流域の自然・文化・観光

安福 恵美子・天野 景太 著

A5判/並製 68頁+巻頭カラー口絵4頁 ISBN978-4-86333-095-5 C0336
本体価格 800円+税 2015年3月25日発行

南アルプス三千メートル級の高峰に源流域をもつ大井川は、多くの支流を束ねダム湖を生みつつ中山間地域の農村風景を蛇行しながら流れ、東海道の大動脈を分断するように駿河湾に注ぐ大河である。この大井川流域の豊かな自然と独自の文化──森林鉄道などの産業施設、電源開発の副産物でもある寸又峡温泉郷、河岸段丘の肥沃な土地と川霧を活かした川根茶畑、旧東海道の川越遺跡など──を観光資源として活用する新しい観光スタイルを紹介しつつ、リバーサイド・ツーリズム(流域観光)の今後を展望する。

安福 恵美子
愛知大学地域政策学部教授。専攻=観光社会学、観光文化論。主な著書=『ツーリズムと文化体験:“場”の価値とそのマネジメントをめぐって』(流通経済大学出版会、2006)、共編著書として『新しい観光と地域社会』(古今書院、2000)など。

天野 景太
大阪市立大学大学院文学研究科アジア都市文化専攻准教授。専攻=社会学、観光学、都市社会文化論。主な論文=「景観展望観光の歴史とその特色:日本の大都市におけるタワーツーリズムの展開を中心として」『日本観光学会誌』第48号(日本観光学会、2007)など。

学生が見た蘇州社会
学生が見た蘇州社会

現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、蘇州編。

愛知大学現代中国学部中国現地研究調査 2014

学生が見た蘇州社会 企業活動・農村社会・都市生活

愛知大学現代中国学部中国現地研究調査委員会編  発行:愛知大学 発売:あるむ

B5判/並製 208頁 ISBN978-4-86333-094-8 C3030
本体価格 2000円+税 2015年3月10日発行

第16弾は、「蘇州見聞録」を冒頭フルカラーにて収録。中国労働関係学院の学生と共同で行われた「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。

【主な内容】

人材を確保するための給与体制と福利厚生

蘇州市農村部における高齢化と農村社会保険

東山鎮における観光開発と農家楽の発展

西山鎮の2人の若き起業家

西山鎮黄家堡の茶・果物農家

蘇州市における老後のライフスタイル

河川をめぐる蘇州市民の生活の変化  など

ピアジェの構成主義と教育
ピアジェの構成主義と教育

ピアジェの構成主義と教育
ピアジェが私たちに投げかけたもの

竹内通夫 著

A5判/上製 384頁 ISBN978-4-86333-092-4 C1037
本体価格 3000円+税 2015年2月20日発行

教育に関する課題に向き合う時、ピアジェの言葉は、今なお私たちに多くの示唆を与えてくれる。
本書は、構成主義に基づくピアジェの発達理論を幼児教育の面からとらえ、ピアジェをめぐる人々──ブルーナー、ヴィゴツキー、デューイ、上田薫、和田實──などさまざまな研究者と比較し、その理論の本質をひもとく。
ピアジェ理論に関する豊富な文献・資料の紹介と索引も掲載。

竹内通夫(たけうち・みちお)
1939年名古屋市生れ。愛知学芸大学(現愛知教育大学)卒業後、離島・漁村の中学校に勤務、その後、名古屋大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。教育学博士(広島大学)、アメリカ・ウィスコンシン大学客員研究員。金城学院大学名誉教授。名古屋女子大学客員教授(2014年3月まで)。

風絮 第11号
風絮 第11号

風絮 第11号

日本詞曲学会 編  →「日本詞曲学会」ホームページへ

A5判/並製 245頁 ISBN978-4-86333-093-1
本体価格 2000円+税 2014年12月20日発行

主な内容

嘉慶年間の『詞源』校訂 ─上海図書館蔵『詞源』をめぐって─  松尾肇子

越南漢喃研究院図書館所蔵『楽府探珠』と阮綿審『鼓枻詞』について  平塚順良

龍楡生自伝―苜蓿の生涯廿年を過ぐ(上)   李保陽 整理(靳春雨訳)

詞学書籍紹介 馬興栄著『馬興栄詞学論稿』  保苅佳昭

詞籍「提要」訳注稿(四)  日本詞曲学会編

龍楡生編選『唐宋名家詞選』訳注稿(十一)  日本詞曲学会編

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失われゆく古民家
失われゆく古民家

失われゆく古民家

木島幹世 著 池本喜巳 写真

B5変形/並製 103頁 ISBN978-4-86333-091-7
本体価格 2300円+税 2014年11月7日発行

鳥取の地元紙『日本海新聞』に1973年2月から1974年10月まで、50回に渡って掲載された古民家の写真と文に、残された51回めと52回めの原稿を追加し、1冊にまとめあげたものである。アカデミックな語り口調ではなく、身近にある優れたもの、美しいものへの愛惜として、誠実に具体的に語った文章と写真は、当時注目を集め好評を得た。初出から41年がたった今、文化財に指定された古民家以外はほとんど姿を消したが、当時の写真と文章は単なる建築記録ではなく、古民家の魅力と風土をおおいに語ってやまない。

木島幹世(きしま・みきよ)
1921年鳥取県若桜町生まれ、1999年没

池本喜巳(いけもと・よしみ)
1944年鳥取市生まれ

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近代日本の幼児教育における劇活動の意義と変遷
近代日本の幼児教育における劇活動の意義と変遷

子どものための演劇ワークショップの源流へ

近代日本の幼児教育における劇活動の意義と変遷

南 元子 著

A5判/並製 200頁 ISBN978‒4‒86333‒089-4 C1037
本体価格 1800円+税 2014年9月10日発行

子どもの身体表現としての演劇教育を、巌谷小波、坪内逍遥、和田實、土川五郎、倉橋惣三など先駆者たちの理念や実践から捉えなおし、遊びの中から生まれてくる創造感覚を重視した、コミュニケーション力を育む劇活動の可能性を考える。

終章より

気持ちを相手に伝えること、そして相手の気持ちを受け取ることができるようになるためには、他者と気持ちを通わせるための回路のようなものを、自己と他者との間に開く経験が不可欠となる。この感情をやり取りする回路を開く練習(リハーサル)をする場を提供することが、幼児期における劇活動の意義なのではないだろうか。

南 元子(みなみ もとこ)
名古屋芸術大学人間発達学部准教授。学術博士。主な専門は幼児教育、児童文化、および保育実践指導とフィールドワーク、子育て支援。
愛知教育大学大学院修士課程を修了後、愛知県内の私立幼稚園、愛知県中央児童相談所で勤務。金城学院大学大学院博士課程を修了。愛知学泉大学家政学部講師を経て、2011年より現職。
現在、豊川市(旧小坂井町)や岩倉市等で子育て支援にも取り組む。

もくじ

序章 本研究の意図および構成

第一節 研究の目的と課題
第二節 本書の構成

第一章 明治期におけるお伽芝居の幕開け──お伽芝居の誕生とその意義──

第一節 お伽芝居の誕生
第二節 巌谷小波の考えるお伽の世界
第三節 「お伽芝居」「対話」「童話劇」「児童劇」の用語について

第二章 坪内逍遥の演劇教育運動

第一節 ページェント運動と児童劇運動
第二節 坪内逍遥の児童演劇教育論
第三節 家庭用児童劇
第四節 鑑賞教育へ
第五節 坪内逍遥の児童演劇教育運動の終わりと岡田文部大臣の訓示
第六節 坪内逍遥の児童演劇運動の歴史的評価と功績
第七節 坪内逍遥の児童劇における脚本

第三章 和田實の演劇教育論

第一節 和田實の足跡
第二節 『幼児教育法』と遊戯論
第三節 模倣的遊戯とお伽芝居の批判
第四節 幼児演劇観の変化──明治から昭和へ

第四章 土川五郎の演劇教育論

第一節 土川五郎と律動遊戯
第二節 演劇的な遊びの意義
第三節 子どものなすべき劇と観せるための劇
第四節 公開される会の性質
第五節 遊戯ブームと児童劇の衰退

第五章 倉橋惣三の演劇教育論

第一節 遊戯としての演劇活動
第二節 子どもの劇活動のあり方
第三節 創造性と創造教育
第四節 鑑賞教育の実践

第六章 岡田文部大臣の訓示・通牒の意味とその影響──いわゆる学校劇禁止令について──

第一節 芸術教育の高揚と児童劇・学校劇論
第二節 岡田文部大臣の訓示がもたらしたもの
第三節 なぜ岡田文部大臣の訓示は批判されたのか
第四節 岡田文部大臣の訓示の後で

終章 幼児教育における劇活動の課題

第一節 幼稚園教育要領にみる戦後の劇活動
第二節 幼児教育における劇活動の可能性

空間の祝杯 Ⅱ
空間の祝杯 Ⅱ

七ツ寺共同スタジオ40周年記念出版

空間の祝杯 Ⅱ 連動する表現活動の軌跡

七ツ寺共同スタジオ  発売=あるむ

A4判/並製 176頁 ISBN978-4-86333-088-7 C0074
本体価格 2500円+税 2014年8月25日発行

開かれた空間=七ツ寺共同スタジオがまきおこした多彩なムーブメント、脈動する40年の軌跡

諏訪哲史さん推薦

「名古屋アングラ界の聖地 ── 40年」
少年少女よ! 七ツ寺を知らずして名古屋を語るなかれ!
安定しようとする日常からの激越な逸脱衝動にこそ名古屋文化の神髄がある。
この小屋が夜ごと露わにする逸脱のさまを目撃しながら、僕は芸術とは何かを学んできた。

【七ツ寺共同スタジオ】
1972年の創立以来、名古屋におけるアンダーグラウンド演劇〜小劇場演劇の上演拠点としての役割を担うとともに、舞踏・パフォーマンスや韓国芸能の紹介にも取り組んできた。
また、周年記念企画公演やプロデュース公演、人材育成事業も数多く手がけ、名古屋地区の演劇を中心とした表現活動のセンター的役割を果たしている。
2012年には創立40周年を迎え、今日に至る。 1999年には25年にわたる活動を総括した『空間の祝杯──七ツ寺共同スタジオとその同時代史』を刊行。

主な内容

♦メッセージ Ⅰ「七ツ寺共同スタジオと私」

諏訪哲史/天野天街/はせひろいち/坂手洋二/平田オリザ/松田正隆/中島諒人/高田恵篤/原 智彦/馬場駿吉/永島 卓/水谷イズル/新野守広/大塚 直/小堀 純/小島祐未子/矢野靖人/鳴海康平/田辺 剛/鬼頭直基/永澤こうじ/加藤智宏/古田一晴

♦メッセージ Ⅱ「ネットワークをもとめて」

八巻寿文(せんだい演劇工房 10–BOX)/杉山 準(劇場 アトリエ劇研)/籾山勝人(長久手市 文化の家)/富田顕生・長瀬武彦(公益財団法人 愛知県文化振興事業団)/筒井淳一(公益財団法人 名古屋市文化振興事業団)

♦劇団ファイル

少年王者舘(うにたもみいち)/劇団ジャブジャブサーキット(九鬼葉子・はせ ひろいち)/双身機関(亀田恵子)/てんぷくプロ(小島祐未子)/KUDAN Project(小島祐未子)/よこしまブロッコリー(ニシムラタツヤ)/オイスターズ(佃 典彦)/刈馬演劇設計社(角田達朗)
【若手演劇人座談会】 渡山博崇×ニノキノコスター×宮谷達也

♦特別寄稿 演劇・ダンス・パフォーマンス・映像・表現の横断領域などについての卓越した論考

安住恭子/海上宏美/森下貴史/大島寛之/唐津絵理/越後谷卓司/平野勇治/高橋綾子/港 大尋

♦七ツ寺共同スタジオ活動報告

周年記念企画事業/プロデュース公演/人材育成事業/あいちトリエンナーレ2010 SDプロジェクト/あいちトリエンナーレ2013 SDプロジェクト/アーツプログラム実践講座/韓国芸能の紹介/七ツ寺共同スタジオ通信/劇評・コラム再録

♦グラビア

あいちトリエンナーレSDプロジェクト/浜島嘉幸パフォーマンス/纐纈敏郎&ノロ燐展〈御空羅供の晩餐〉

♦表現活動の関連年表  七ツ寺共同スタジオ公演+関連ジャンル記録 1998〜2013

《読む》年表 ☞ 演劇・ダンス・パフォーマンス・美術・映像などの多彩なアートシーン=呼応し合う営為と表現の熱い季節の現場を追体験


♦墓碑銘

♦七ツ寺共同スタジオ平面図・建物概要・設備備品/会場提供ポリシー・設備改造の記録

FLOWERS
FLOWERS

FLOWERS
MESSAGES FROM THE MOST BEAUTIFUL SILENT ACTRESSES OF NATURE (英語)

Justin Mau Bau 著

B6判/並製 119頁 ISBN978-4-86333-087-0
本体価格 2,000円+税 2014年8月15日発行

市瀬英昭 神父「推薦のことば」より

この度、神言修道会の日本管区へ宣教師として派遣され、2002年8月に初来日したブラザー・ジャスティンが、仕事のかたわら撮り続けた「花たち」の写真集が、短く含蓄のある黙想の言葉(英語)と共に、出版されることになりました。これらは、決して高価なものではありませんが、ブラザーが自ら心を込めて育てた花たちです。全身にいっぱいの愛情を受けて大切に育てられてきたことがすべての写真から伝わってきます。

Justin Mau Bau
インドネシア西ティモールに生まれる。カトリック神言修道会日本管区所属。現在名古屋ザビエルハウス院長。

薩摩藩領の農民に生活はなかったか
薩摩藩領の農民に生活はなかったか

薩摩藩領の農民に生活はなかったか

有薗 正一郎 著

A5判/並製 88頁 ISBN978-4-86333-086-3 C1061
本体価格 800円+税 2014年8月2日発行

近世中頃から近代にかけて、薩摩藩領の農民は重い貢租と商品作物の作付強制と役人の経費負担などの収奪を受けて、「生存はあったが、生活はなかった」と言われてきた。しかし、現実には農民は近世に遡るハレの日の諸行事を継承するなど生きる楽しみに彩られた「生活」を営んでいた。このかけ離れた状況を矛盾なく結び合わせる鍵は、農民がサツマイモを主食材に組み込んだことであるとの仮設を提起し、サツマイモ作の普及と農民の暮らしとの関わりを、土地利用の復元作業や営農技術書・紀行文の記述を拾って検証した、視野の拡大を促す書。

主な内容

はしがき

第一部 薩摩藩領の耕作技術と農民の暮らし研究の展望

  1 問題の所在
  2 「『列朝制度』巻之四 農業」の耕作技術
  3 作業仮説
  4 近世後半の耕作技術と農民の暮らし
  5 近代の耕作技術と農民の暮らし
  6 田畑の所在地を復元する
  7 研究の展望

第二部 「『列朝制度』巻之四 農業」の翻刻・現代語訳・解題

  翻刻・現代語訳
  解題

あとがき

索引

堀川
堀川

名古屋の《堀川》には こんな歴史があった!

堀川 歴史と文化の探索

伊藤正博・沢井鈴一 著

A5判/並製 410頁 ISBN978-4-86333-083-2 C0025
本体価格 2000円+税 2014年6月1日発行

名古屋城とともに誕生し、街や人々の暮らしに合わせて、その姿を変えてきた堀川。用水、舟運、産業、娯楽、災害など堀川の多彩な面を、歴史の歩みと読切りの物語にまとめ、写真・図版・脚注を使って興味深く描き出す。[詳細な堀川年表を掲載]

「あとがき」より

堀川文化探索隊が活動を始めてすでに十三年がたった。これまでの活動のなかでの見聞をもとに、堀川が歩んできた歴史と周辺におけるエピソード等をまとめてみた。その過程で、まさに堀川の歴史は名古屋の歴史であり、名古屋の歴史は堀川の歴史であると、一層強く感じるようになった。第Ⅰ部歴史編は今回新たに書き下ろし、時の流れとともにその時代の激浪に翻弄され変貌してゆく堀川の姿を見つめてみた。第Ⅱ部の文化探索編は毎月おこなっている探索隊の活動の際に配布したレジュメを再編集し、上流から水の流れにしたがって下りながら、沿川での出来事を一話読切りの物語として紹介している。
主な内容

[第Ⅰ部]堀川の歴史

【江戸期】 堀川の開削 築城と堀川 堀川七橋 御普請総奉行福島正則 お城の危機 通航を取り締まる御船御番所 名古屋の大動脈堀川 東岸は材木の町、西岸は蔵の町 堀川と人々の暮らし ほか

【明治期】 明治維新後の名古屋 士族の困窮、農民の困窮 黒川の開削 熱田港の整備 犬山と名古屋を結ぶ舟がゆく 大きな足跡、黒川治愿 新たな息吹、産業の勃興 航路の維持と限界、名古屋港の築造 賑わいは伝馬橋から納屋橋へ ほか

【大正期】 発展した名古屋の玄関口納屋橋 水面を埋め尽くす筏 高まる堀川改修の機運 汚濁が進む堀川 ほか

【昭和期】 中川運河開削 黒川の改修、新市街地の水害を減らせ 悪臭を発散し汚滓を浮流する堀川・新堀川 日本初の新処理方式、堀留・熱田下水処理場の建設  軍需産業の町、名古屋へ  飢餓からの脱出、巨大井戸の掘削  伊勢湾台風来襲 ほか 【平成期】浄化をめざして、さまざまな取り組み  堀川を再び、立ち上がる人々 ほか

[第Ⅱ部]堀川文化探索

明治の技術を伝える産業遺産・庄内用水元杁樋門 三階橋に農民集結、理不尽な地租は呑めぬ 川の下を流れる川を舟が行く、矢田川伏(ふせ)越 マダム貞奴の川上絹布 べか舟が運んだ荷物 日本有数の製糸工場・原名古屋製糸所 吹上御苑のモデル・御深井の庭 花の名古屋の碁盤割 白壁・石垣の続く道四間道 五万人以上が押し寄せた納屋橋渡り初め 世界は我が市場なり・旧加藤商会ビル キリシタンの悲哀、堀川の長屋 大久保利通暗殺未遂と名古屋電燈 紫川にはまる・大須旭廓 戦前からの唯一の飾り板・岩井橋 名古屋のロンドン塔・松重閘門 堀川端わらべ歌と森の台地、古渡・金山 船乗守護の住吉神社、文人墨客の沢の観音 男踏歌の列がゆく熱田神宮 嗚呼六月九日・愛知時計 シーボルトと圭介の出会い・七里の渡し

[第Ⅲ部]堀川年表 主な参考文献

確実に上達する 中国語Ⅱ
確実に上達する 中国語Ⅱ

確実に上達する 中国語Ⅱ

虞萍・中井政喜・呂雷寧 著

B5判/並製 122頁 CD2枚付 ISBN978‒4‒86333‒076-4 C1087
本体価格 2700円+税 2014年5月25日発行

中級,中国語検定3級対策テキスト。全10課。CD2枚付。
中国語を学ぶ鈴木翔くんと、友人の王紅さんを中心とした文章表現と会話表現。
文化や習慣の違いに関する理解も深めながら、より充実した中国語コミュニケーションをめざします。
各課は「本文」「新出単語」「関連単語」「関連文型」「文法」および「練習」から構成。
中国語検定3級の出題傾向にあわせた内容で、合格に向けて確実に実力がつきます。
中国事情を紹介するコラム「小欄目」のほか、初級のポイントをまとめた「復習」、および「語句索引」も掲載。
『確実に上達する 中国語Ⅰ』(初級,中国語検定4級対策)の姉妹版。

虞萍(ぐ へい)
 学術博士(2005年,名古屋大学)。名古屋大学ほか非常勤講師。
中井政喜(なかい まさき)
 文学博士(2004年,名古屋大学)。名古屋大学名誉教授。現名古屋外国語大学外国語学部教授。
呂雷寧(ろ らいねい)
 文学博士(2010年,名古屋大学)。上海財経大学外国語学院講師。

目次(PDF 1MB)  第7課(PDF 4.3MB)

北区
北区

北区 歴史と文化探索トリップ [新版]

伊藤正博・沢井鈴一 著

A5判/並製 282頁 ISBN978-4-86333-078-8 C0025
本体価格 1800円+税 2014年4月18日発行

「尾張名古屋は城でもつ」と歌われた名古屋は、お城とともに誕生した四百年の歴史ある町である。名古屋市北区はそれより遥かに古い歴史をもち、物部氏ゆかりの神社や源平合戦で活躍した安食重頼、南北朝時代の武将石黒重行らの足跡を辿ることができる。また城下町に農産物を供給してきた共同体意識の強い世界には流鏑馬、おまんとう、尾張万歳、獅子芝居などの神事芸能が息づいていた。一見地味な北区を「現地を歩く」堀川文化探索隊の著者たちが踏査行を重ね、一話読切りの形で掘り起こしたユニークな地域発見の書。

主な内容

志賀の里……稲置街道……柳原・土居下……下飯田界隈……杉村界隈……下街道……上飯田界隈……川中三郷……味鋺界隈……如意界隈……大我麻・喜惣治

[北区探索MAP]
参考文献

ブックレット7 孫文を支えた日本人
ブックレット7 孫文を支えた日本人

辛亥革命から百年の今、孫文に尽くした日本人兄弟の事蹟を描く。

東亜同文書院ブックレット 7

孫文を支えた日本人 山田良政・純三郎兄弟 [増補改訂版]

武井義和著(愛知大学東亜同文書院大学記念センターPD)

A5判/並製 98頁(カラー口絵6頁) ISBN978-4-86333-081-8 C0321
本体価格 800円+税  2014年3月28日発行

辛亥革命百周年の年に、その革命に文字通り命を捧げた山田良政、そして兄の遺志を継ぎ孫文に尽くした弟純三郎の思想と行動を、東亜同文書院大学記念センターに収蔵されている貴重な写真・遺品を通して描く。

主な内容

山田良政・純三郎兄弟

津軽が生んだ国際人 山田良政・純三郎兄弟

山田兄弟のふるさと、津軽弘前

弘前を訪れた革命家たち

山田良政の生涯──孫文の革命活動に命を捧げた男

山田純三郎──兄の遺志を受け継いだ孫文の「秘書」役

純三郎を支えたもの──弘前とのつながり、良政への想い

愛知大学が所蔵する山田兄弟と孫文の関係史資料

確実に上達する 中国語Ⅰ
確実に上達する 中国語Ⅰ

確実に上達する 中国語Ⅰ

虞萍・中井政喜・呂雷寧 著

B5判/並製 92頁 CD付 ISBN978‒4‒86333‒075-7 C1087
本体価格 2300円+税 2014.3.25刊

初級,中国語検定4級対策テキスト。全12課。CD付。
中国語で基本的なコミュニケーションがとれるようにするテキストです。
中国に留学している林一郎くんと、友人の王麗さんによる実用的な会話文。
文法項目や単語は、ともに中国語検定4級を念頭に選択してあるため、検定合格に向けて確実に実力をつけることができます。
各課は「本文」「新出単語」「文法」「練習」、および語彙を増やす「覚えよう!」、中国事情を知る「豆知識」で構成。
ほかに「発音」「あいさつの表現」「語句索引」を掲載。

虞萍(ぐ へい)
 学術博士(2005年,名古屋大学)。名古屋大学ほか非常勤講師。
中井政喜(なかい まさき)
 文学博士(2004年,名古屋大学)。名古屋大学名誉教授。現名古屋外国語大学外国語学部教授。
呂雷寧(ろ らいねい)
 文学博士(2010年,名古屋大学)。上海財経大学外国語学院講師。

目次(PDF 1MB)  第1課(PDF 1.5MB)

『風絮』第10号
『風絮』第10号

風絮 第10号

編集兼発行者:宋詞研究会  発売:あるむ

A5判/並製 カラー口絵2頁 本文229頁
ISBN978-4-86333-084-9
本体価格 2000円+税 2013年3月25日発行

主な内容

毛滂における雅詞 松尾肇子
姜白石の張鑑に関する詞と詩 保苅佳昭
【資料紹介】復旦大学図書館古籍部所蔵の曹元忠『白石道人歌曲考証』 芳村弘道
張滋昉詩文補遺 萩原正樹
詞籍「提要」訳注稿(三) 宋詞研究会編
龍楡生編選『唐宋名家詞選』訳注稿(十) 宋詞研究会編
執筆者紹介
編集後記

戦国時代の東三河
戦国時代の東三河

愛知大学綜合郷土研究所ブックレット23

戦国時代の東三河 牧野氏と戸田氏

山田邦明 著

A5判/並製 108頁 ISBN978-4-86333-082-5
本体価格1,000円+税 2014年3月25日発行

日本列島全体が戦国時代のただなかにあった義元・信長・秀吉・家康らの時代は、それぞれの地域に生きた武士や百姓たちが急速に力を伸ばし、歴史の表舞台で活躍することになる《刷新》の時代の幕開けであり、今日の私たちが生きている地域社会の姿を根拠づけてもいる画期であった。 本書は後世に偶像化されて伝えられた戦国期の人々とその時代を、最新の中・近世研究が提供する史資料にもとづいて捉え返し、東西の結節点にあった東三河の有力豪族、牧野氏と戸田氏の消長と動向を軸に叙述した戦国期東三河の百年史である。豊富な頭注により地域史の波動を判りやすく伝える。

著者について
1957年新潟県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、愛知大学文学部教授。著書に『戦国のコミュニケーション』(吉川弘文館)、『戦国の活力』(小学館)、『日本史のなかの戦国時代』(山川出版社)など。

目次〜はじめに〜p8(PDF 1.1MB)

主な内容

1 牧野氏と戸田氏の時代へ

  東三河という地域:古代・中世の東三河 ほか

2 牧野と戸田の抗争

  牧野古白と今橋城:今橋落城 ほか

3 今川軍の侵攻と東三河

  牧野保成の要望:今川軍の今橋攻略 ほか

4 今川から徳川へ

  今川と松平の戦い:田原と吉田の開城 ほか

5 活気づく地域社会

  大名に米を貸す武士たち:八幡八幡宮の奉加帳 ほか

生活コミュニケーション学を学ぶ
生活コミュニケーション学を学ぶ

生活コミュニケーション学を学ぶ

佐治晴夫 監 川又俊則・久保さつき 編

A5判/並製 180頁 ISBN978-4-86333-080-1
本体価格 1800円+税 2014年3月18日発行

2014年度で創立48周年を迎える鈴鹿短期大学で、2010年度より創設された生活コミュニケーション学研究所では、「生活コミュニケーション学」という新たな学際的分野開拓のために議論を重ねてきた。主要専攻分野(食物栄養、養護福祉、保育など)を横断的に結ぶ総合的人間教育(リベラルアーツ教育)を目指すなかで、欠かせないものとしての「コミュニケーション」を「生活コミュニケーション学」と捉え、真の人間教育を実践する活動記録の一部を本著ではまとめている。

地理と生きる
地理と生きる

地理と生きる

安積紀雄 著

A5判/上製 135頁 ISBN978-4-86333-077-1
本体価格2,000円+税 2014年3月10日発行

地理学分野において50年近くに渡り、地域の倉庫立地を研究してきた著者が、あらためて地理的見方とは、地理的考え方とはと問い直し、現状と課題さらにはその対応策を著した。地理学教育については、近頃高校や大学でとかく軽視されがちな面があると憂い、どちらの教育現場も経験した著者が地理的観点の教育の重要性を説く。後半部はそれらの実践としての直近の論文を2本掲載している。

著者について
1940年愛知県名古屋市生まれ。1964年金沢大学法文学部地理専攻卒業。理学博士(筑波大学)。現在、名古屋産業大学名誉教授。おもな著書に『営業倉庫の立地分析』(古今書院、2005)、『地域と営業倉庫』(大明堂、2000)他。

道元禅師伝記史料集成

道元禅師伝記史料集成

吉田道興 編著

B5判/上製函入 906頁 ISBN978-4-86333-072-6
本体価格 20000円+税 2014年1月26日発行

本書は「道元禅師の伝記」に関する応永年間(1394~1428)から江戸末期弘化四年(1847)までの文献史料[例外的に対比文献として明治三十九年刊行や昭和十九年写本も若干含む]合計六十三本を、内容・形式を軸に成立順を加味して「対照表」という形に集成したものです。推奨の辭は、河村孝道 駒澤大學名譽教授。

著者について
1942(昭17年)、東京に生まれる。北海道芦別市禅法寺元住職。駒澤大学仏教学部卒業、同大学院博士課程満期退学。現在、愛知学院大学教養部客員教授。

干拓地の農業と土地利用
干拓地の農業と土地利用

干拓地の農業と土地利用 諌早湾干拓地を中心として

山野明男 著

A5判/並製 204頁 ISBN978-4-86333-074-0
本体価格 2000円+税 2014年1月発行

稲作による食糧の自給は、将来に渡って持続可能な日本の食糧供給の生命線であると訴える著者が、水田の発展に重要な役割を果たす干拓地に着目し分析する。長年の間みずから足を運んだ干拓地の中から、水田比率の異なる十三湖干拓地、河北潟干拓地、諫早湾干拓地を本著では取り上げ、特に話題に上ることが多い諫早湾干拓地に多くのページを割いている。干拓地での営農展開を詳細に分析し、水田農業が食糧事情や環境事情に優位であるとする著者の主張は、干拓地問題に一石を投じるものとなるはずである。

著者について
1947年香川県丸亀市に生まれる。1974年駒澤大学大学院人文科学研究科地理学専攻博士課程単位取得満期退学。2005年岡山大学大学院文化科学研究科博士課程修了博士(文学)。1974年名古屋市立高等学校教諭。1993年愛知学院短期大学助教授。1998年愛知学院短期大学教授。2005年愛知学院大学教授(書籍刊行時)

職業人としての柿本人麿呂
職業人としての柿本人麻呂

万葉集鑑賞 職業人としての柿本人麻呂

土方賀陽 著

四六判/並製 178頁 ISBN978-4-86333-073-3
本体価格 1200円+税 2014年1月発行

「人麻呂=産業官僚」説の視点から、新たに「万葉集」を読み解く。

21世紀起業家のフロンティア Vol.8

豊橋創造大学情報ビジネス学部総合講座 編

B5判/並製 162頁 ISBN978-4-86333-069-6
本体価格 1800円+税 2013年9月15日発行

大自然の休日
大自然の休日

忙しい研究生活の合間に、夫人とともに果した地球を周る自然旅

大自然の休日
Nature Travel across Seven Continents

村松 喬

B5版/並製 376頁(カラー 32頁) ISBN978-4-86333-070-2
本体価格 2300円+税 2013年7月26日発行

20年以上かけて7大陸を制覇した著者が、秘境を巡る夢のような旅を写真つきで紹介する。大自然のなかで希少な野生動物と出会ったり、異郷の文化遺産を訪ね歩き、その壮絶な風景に魂を奪われる感動の記録。
著者自身の撮影による迫力のある貴重な写真も満載し(カラー写真は32ページ)、エコツアーへ出かけようと考えるかたへの格好な記録資料となる。

目次

インサイド・パッセイジ

オーストラリアの大自然

北国の週末

タヒチ諸島からニュージーランドへ

カジキを追って

アラスカの只中へ

グリーンランドの大氷山

アルプスを歩く

南太平洋、大富豪の夢

再びオーストラリアへ

夢のサファリはマラマラで

ビクトリアの滝、ケープの花

ヨーロッパの世紀末、太陽が消える

砂漠からジャングルへ

北の海、南の滝

再び南半球の海へ

ストロンボリの噴火

南米の自然を巡る

サファリの本場、ケニアを回る

ガラパゴスからマチュピチュへ

エジプト個人旅行

マダガスカルの原猿たち

ゾウに乗ってトラを見に行く

ヒマラヤを望む旅

シロナガスクジラ

タスマニアからヘロン島へ

シベリア横断鉄道の旅

サハラ砂漠

夢の南極クルーズ

ゴリラの森、クロマニョンの洞窟

ツンドラに集うホッキョクグマ

東カリブ海クルーズ

おわりに

『フーガ 黒い太陽』洪凌著/桜庭ゆみ子訳
『フーガ 黒い太陽』洪凌著/桜庭ゆみ子訳

フーガ 黒い太陽

台湾文学セレクション1

洪凌 著 櫻庭ゆみ子 訳

四六判/フランス装 364頁 ISBN978-4-86333-062-7 C0097
本体価格 2300円+税 2013年2月28日発行

我が子よ、私の黒洞(ブラックホール)こそおまえを生みだした子宮──。
母と娘の葛藤物語を装うリアリズム風の一篇からはじまり、異端の生命・吸血鬼、さらにはSFファンタジーの奇々怪々なる異星の存在が跋扈する宇宙空間へ。
クィアSF小説作家による雑種(ハイブリッド)なアンソロジーの初邦訳。中国語版『黑太陽賦格』も台湾にて同時刊行。

洪凌(ホン リン)Lucifer Hung
台湾を代表するクィアSF小説作家。台湾大学外文系卒。英国サセックス大学にて修士号、香港中文大学にて博士号取得。国立中興大学人文社会科学研究センター博士後研究員を経て、現在、世新大学性別研究所助理教授。
時に漫画チックな語り口を装いつつ、セクシュアル・マイノリティの場から、サイエンスファンタジー、サイバーパンク、テクノゴシック、あるいは武侠小説等々、各領域にまたがるハイブリッドのディスクールを披露する。

櫻庭ゆみ子(さくらば ゆみこ)
慶應義塾大学准教授。専門は中国現代文学。


「訳者あとがき」より

男性と女性、生と死の境界があいまいで識別しがたいごた混ぜ状態は、ブリューゲルのカーニバルを描いた絵のように、猥雑でおかしいのである。本来ならセクシュアル・マイノリティとして社会の片隅に追いやられ存在の意味をそれだけ意識せざるを得ずに悲劇の色調を帯びがちな状況を、グロテスクな笑いでひっくり返す。情緒の罠に陥らないように、緻密な計算をしつつ冷静にすり抜ける。サイバー空間を自在に泳ぐハッカーのように。
目次

玻璃(ガラス)の子宮の(うた)

月での舞踏(ダンシング オン ザ ムーン)

星光(スターライト)麗水(リイシュイ)街を横切る

暗黒の黒水仙(ダフォディル)
 その1 闇夜の変奏曲
 その2 獣難

肉体錬金術
 その1 記憶は晶片(メモリチップ)の墓碑
 その2 水晶の眼球(クリスタル アイ)

髑髏(されこうべ)の地の十字路

サロメの子守歌

唯一の獣、唯一の主

勇将の初恋と死への希求

白夜の詩篇
 その1 寓話創神記
 その2 暗黒の黙示録
 その3 夜陽(ヒュペリオン)の誕生

書評・紹介など
 『図書新聞』2013年7月27日号(評者:中沢けい氏)
 『週刊読書人』2013年7月19日号(評者:垂水千恵氏)
 『日経新聞』2013年6月5日夕刊(評者:小谷真理氏)
 『ダ・ヴィンチ』2013年8月号(紹介:石森康子氏)